ゼミ旅行2019 その2
2日目。
朝食を食べて、いざ出発。
この日は、長崎の北、つまり原爆関係を見学しました。あいにくの雨でした。今回の旅行にあわせて、長崎の原爆については少し勉強していきました。
個人的には若干違和感が。やっぱり西洋人的な印象がぬぐえない。神のようでもあり。雨に濡れて、記念像の青が映えていました。
そこから爆心地まで歩き、爆心地横にある、被爆した浦上天主堂の壁の一部を見学。個人的には今回、これが一番見たかった。ただ…、やはりというか、小さい。これだけかという思いがしました。あらためて浦上天主堂の遺構は保存すべきだったと強く思う。
ここから、さらに原爆資料館に向かいました。勉強になりました。個人的には、原爆の爆発の状況を立体地図上にプロジェクションマッピングした展示物がとてもわかりやすくてよかったと思います。
展示資料の中には、見たことのある写真、読んだことのあるエピソード、人物がおり、長崎にきたのだということを強く実感することができました。
ゼミ生のみんなもじっくり見学してくれていて、ゼミ旅行らしいと思いました。
すでに12時をこの時点で過ぎていたので、昼ご飯。
午後は、2つのグループに分かれて行動。私は、ゼミ生4人と、一本柱と被爆木を山王神社にみに行きました。
被爆したクスノキはとても立派でした。被爆したにもかかわらず、このように大木として生き続けている姿は、強い生命力を感じます。
一本柱は、狭い路地を歩いていると突如あらわれます。まわりの建物に完全に隠れているように思え、埋もれているように思えます。原爆の遺構なんだけど、ぽつんと置かれていて、忘れられているように印象があり、少々残念な気持ちになりました。
そこから歩いて、長崎市緑町墓地を訪れた。この墓地は、NHK特集『原爆と沈黙』でも取り上げられた。2017年のNHK特集であるが、とても印象に残った番組で、今回長崎にきたので、ぜひということで訪れました。
そこから、長崎の中心地へと戻り、眼鏡橋へと向かいました。
さらに、そこから唐寺を2つほどみてから駅に向かいました。
今回の旅行は、私自身はとても大満足の旅行でした。ほぼすべてが順調で、なんのストレスもなく、すべてが進んだように思います。食事もおいしいし、ホテルは立派だし、雨は降ったけど暑くないし。
みなさんおつかれさま。